火
30
8月
2011
iCloudはSnow Leopardでも!?
iCloudは、Appleの公式文書の中で OS X Lion の Major Features として、1/4〜1/3程度の分量を使って詳しく説明されている。(参考:OS X Lionの新機能概要(開発者向け))
この文書を読んでみると、iCloudを使用するためには排他処理が必要でそれがとても重要だということがわかる。
何故かというと、iCloud上(インターネット上)と複数の Apple デバイス上に同じファイルが存在する可能性があり、それらがネットにつながっていないところで別々の内容に更新される可能性があるからだ。
そこで、OS X Lion では、その排他制御を行うために新しい NSFileCoordinator というクラスが作られている。
排他制御以外にも、iCloud上の検索のための仕組みであるとか、iCloud上でキーバリューを使うための仕組みが新たに作られている。
この文章には、その他にも iOS で使える機能と同等の機能を OS X Lion に設けたという記載が多く見られる。これらは、一見iCloudとは関係がなさそうな新機能もあるが、結局iCloudでデスクトップPCやモバイル端末で同じアプリケーションを使用するので、Mac OS と iOSの機能を共通にしようとしているように見える。
そして、それが OS X Lionのジェスチャー操作などのユーザーインターフェースが iPhone や iPad の iOS のそれと同じものになったのだと考えられる。同じアプリケーションを使って、同じコンテンツを見るのに、使うデバイスによって操作方法が異なるのはスマートではないという考えから来ているのであろう。
少し横道にそれたが、OS X Lion では、iCloudのためにかなりの数の機能追加と変更が行われており、全く同じ機能が Snow Leopard で実現されるとは考えにくい気がするのである。
Rosettaの廃止などで、OS X Lion にアップデートできない方もいるので、Snow Leopardでも iCloud が使用できるというのは非常に喜ばしいことだと思うが、結局 OS X Lion にしないと iCloud の機能を満喫できないといったショックな結末になる可能性があるので期待はほどほどにしておいたほうがいいかもしれない。
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