OS X Lionの隠しジェスチャー発見!

OS X Lionでトラックパッドを使っている人は、3本指でドラッグができるように設定している方が多いのではないでしょうか。

最初は3本も指を使ってドラッグするのが指を使いすぎなようで不自然な感じなのですが、慣れるとタップやクリックせずにドラッグすることができてとても楽です。この3本指ドラッグに慣れてしまうと、Snow Leopardなどの旧OSをトラックパッドで操作した時に、タップしないとドラッグできないのが億劫に感じてしまいます。

そんな便利な3本指ドラッグなんですが、1つ弱点があって、これが有効になるようにシステム環境設定で「3本指のドラッグ」にチェックを入れると、スワイプでデスクトップの切り替えが出来なくなってしまいます。システム環境設定の「その他のジェスチャ」のタブにある「フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ」というところが自動的に4本指スワイプに設定されてしまうのです。そしてその右に表示される説明用のアニメーションも4本指スワイプでアプリケーションを切り替えているように表示されるのですが、実際は、4本指スワイプをしてもフルスクリーンアプリケーションの切り替えはできません。

4本指スワイプでデスクトップ切り替え

OS X Lionの不具合なのかと諦めていたのですが、それが出来るやり方を発見しました!

 

optionキーを押しながら、4本指で左右にスワイプします。

 

フルスクリーンアプリケーションだけではなく、デスクトップも切り替えられます。

optionキーを押すのは面倒ですが、今までcontrolキーと矢印キー←→でデスクトップの切り替えをしていたので、トラックパッドから手を離さなくてはいけなかったのですが、トラックパッドに手を置いたまま切り替えが出来るようになったので、これで便利になります。

そして、optionキーとの併用で他にジェスチャー操作ができるものはないか探してみると、ありました!

 

Firefoxのページ上下移動

Firefoxのページトップとページ最下部に移動するジェスチャーです。

 

optionキーを押しながら、4本指で上下にスワイプします。

 

Snow Leopardでは3本指上下スワイプで操作できたので、これが出来るからFirefoxを使っていたといっても過言ではないくらいよく使っていました。OS X Lionでは、出来なくなっていたので諦めてcommandキーと矢印キー↑↓でやっていました。というのも、メインで使うブラウザーがSafariになったからです。Safariのピンチでズームとタップで調べるが便利すぎなのです。しかし、このページ移動のジェスチャーが使えることが分かって、これからは少しFirefoxを使う機会も増えそうです。

どうせならSafariにもページトップとページ最下部に移動するジェスチャーを作ってもらいたいところです。

iPadではSafriをはじめページトップへの移動をタイトルバーなどのタップでできるようにしているアプリケーションが多いですが、ページ最下部への移動を実装しているアプリケーションはまだ見た事がないです。もしかして、ページの最下部に一気に移動したいと思っているのは私だけですか…?